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Q:au(KDDI)からもiPhoneが発売されるというニュースが話題になっています。
iPhoneはソフトバンクの携帯だと思っていましたが、auのiPhoneはどう違うのでしょうか?


iPhone(アイフォーン)は2008年の日本登場以来、ソフトバンクモバイルが独占販売していますので、ソフトバンクが製造している携帯電話だと思っている人が少なからずいます。
しかし、普段からこのデジタル@フジ面をご覧いただいている読者の方なら、iPhoneが米アップルの多機能携帯電話であり、ソフトバンクは日本での独占販売権を持つ販売業者であることはご存じでしょう。
それが今回、auからも販売されると報じられているわけです(KDDIもアップルも、まだ正式に発表していませんが)。


従来の携帯電話も、同じメーカーの作った同じ型の端末が別々の携帯電話会社(=キャリア)から名称を変えて販売されることは普通でした。
ただ、従来の端末でこれほど騒がれることはありませんでした。そういう意味では、iPhoneはとても特殊な端末と言えます。


iPhoneが特殊な理由は、本体の使いやすさやデザインの美しさ、アプリの実用度などの面で、まだグーグルのアンドロイドOSを搭載したスマートフォンよりも優れているからです。
もちろん、アンドロイドが機能的に先行している部分もありますが、たとえばタッチ画面の感度や精度は明らかにiPhoneがまだ上です。
こうした基本的な性能の高さが世界的なiPhone人気を支えています。


ただ、日本の場合はソフトバンクが「0円」戦略(本体の価格を特別割引で相殺する施策)でiPhone普及を促進したこともあり、安さにつられて契約した若い世代も多いようです。
また、ソフトバンクの通信品質が他のキャリアに比べて明らかに貧弱なため(つまり、つながらないため)、「iPhoneは仕事に使えない」と判断するビジネスマンも少なくありません。


そのiPhoneがauからも出るということで、auの利用者はもちろん、つながらないソフトバンク回線に悩む既存のiPhoneユーザーや、一人カヤの外に置かれたNTTドコモユーザーも大いに関心を示しているというのが現在の状況です。


報道を整理すると、auから出るのはアップルが10月にも発売する新機種「iPhone5」で、これはソフトバンクからもおそらく同時期に販売が始まります。
auの販売はソフトバンクよりも遅れ、年末から年始になるとみられています。


auの販売が遅れる理由は、auの通信方式がソフトバンクとは異なるため、その調整期間が必要なことと、これまで国内でのiPhone普及に尽力してきたソフトバンクに“先行者メリット”を与えるという意味があるなどとされています。


とはいえ、両社から発売されるiPhone5は基本的にまったく同じ端末ですから、違いは前述した通信品質と価格ということになります。


通信品質について、ソフトバンクの孫正義社長はインフラ整備に今後1兆円を投資すると宣言しています。
しかしソフトバンクは、ドコモなどに比べるとインフラよりも収益を重視する企業のため、どこまで通信品質が改善できるかは未知数です。


一方、auもiPhoneユーザーが急増することで通信データ量が激増し、つながりにくくなる可能性がないとは言えません。


価格については、ソフトバンクはさらに思い切った施策を打ち出してくるでしょう。
現在でも同社は、iPhoneの通信料を他のスマートフォンより1000円安く設定しています。auへの対抗措置として、一段と安い料金設定にすることは十分考えられます。auがどこまで価格を下げられるか見ものです。


もっとも、携帯電話の選択にとって最重要なのは価格よりも「つながること」です。つながらない携帯電話は、いくら料金が安くても無用の長物です。iPhone5への買い替えを検討するなら、どちらのキャリアがより真剣に「つながること」に取り組んでいるのかを見極める必要があるでしょう。