最終話といえば、『新世紀エヴァンゲリオン』の「世界の中心でアイを叫んだけもの」が有名だが、週刊マンガ誌などで連載されていたマンガ、テレビで放送されていたアニメや特撮ドラマは、時として、読者や視聴者を置いてきぼりにして終わってしまうことがある。
『人気マンガ・アニメのトラウマ最終回100』(鉄人社)によれば、このような微妙な最終回が生まれる背景には3つのパターンが存在するようだ。


ひとつ目は、大量に張った伏線を回収できなくなってしまったパターン(エヴァはこの事例に該当する)。
ふたつ目は、諸般の事情で打ち切られてしまったパターン。
そして、制作者のモチベーションが切れてしまうなどトラブルが起きたパターンの3つである。