美脚とキレのあるダンスで人気のユニット「Perfume」。
7月22 日、欧米、アジア各地で開催した「Perfume WORLD TOUR 3rd」(2014年)の模様を収めた『Perfume WORLD TOUR 3rd』(Blu-ray・DVD)を発売。
夏の野外フェスティバル「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-」(8月28~30日、山中湖交流プラザ きらら)にも登場するなど、今夏もその活躍に目が離せない。


その代名詞となっているハイヒールでのパフォーマンス。
ダンス歴の長い彼女らでも、ハイヒールを履いて長時間踊るのはかなり"ツライ"ようだ。
数時間にも及ぶステージの後は足がパンパンになり、ライブ後は歩けないほど足が痛くなり、毎回アイシングが欠かせない。
楽屋からステージまでの移動距離が長い会場の場合、椅子に座ったままスタッフに荷台で運んでもらうこともあるという。


"ハイヒールでダンス"の苦労は、人気K-POPアイドルグループの4Miinuteのメンバーも「ハイヒールを履いて踊り続けているので、全員"背骨が曲がっている"」と発言したように、まさに身を削る負担のようだ。


しかし、オシャレに気を抜けない女性にとって、ハイヒールは必須アイテム。
とくにサマーシーズンは薄着となり、目がつきやすい足元は夏のファッションのポイントだ。
ところが、ハイヒールが身体に大きな負担をかけることは、昔から指摘されてきた。


ハイヒールを履くと、私たちの体は「爪先立ち」の状態になる。
体を支えるのは爪先になり、重心線は前に移動する。
すると、体は倒れないように無意識にそれを調整する。


具体的には、腰を反って重心を後ろに戻そうとする。
その結果、腰部が通常より反って、その状態が続くと筋肉や神経などに負荷が生じ、しびれや痛みの原因になる。


一方、歩き方も変わってくる。
本来、ヒトは歩くときにカカトから着地し、その後に足裏から爪先まで地面につく。
そして、最後は「爪先から地面を蹴る」。


だが、ハイヒールを履くと爪先から着地する。
それがヒト本来の「歩行周期」を逸脱し、腰を始めるとする、さまざまな部位に負担をかけてしまうのだ。


ハイヒールを履いていて、足をくじいたことはないだろうか?

ハイヒールは、体と地面が接している面積が狭い(支持基底面の低下)。
バランスを取ることが難しくなり、転倒の危険性が高くなる。


また、ハイヒールを履くと足関節が伸び、この安定性が悪い状態は周囲の靭帯や筋肉に持続的な負担をかける。
そのため、足関節の捻挫、炎症が起こりやすくなるのだ。


さらに、重心が前方に移動するため、足の爪先に圧力がかかる。
ある研究によると、1インチ(約2.54cm)カカトが上がると22%、2インチで57%、3インチで76%の圧力が増えるといわれている。
爪先への負担増は、中足骨症と呼ばれる足指のケガにつながる。
爪先が曲がる「ハンマートゥ」になる可能性も高くなる。


腰部や足周りに悪影響があるということは、膝やふくらはぎにも影響がある。
ハイヒールを履き続けている間、アキレス腱は普通の靴を履いているより縮んだ状態になる。
それが続くと、アキレス腱は短く、硬くなる。
ハイヒールに慣れたまま普通の靴を履くと、アキレス腱が伸ばされ、炎症やアキレス腱断裂の危険性は増す。
これはふくらはぎも同様で、筋肉にダメージを与える。


膝関節の場合、重心が前に乗って重心線が「膝の前」になる(本来は膝の中心)ことで、「膝への圧力が増す」という研究結果がある。
関節痛や変形性膝関節症を助長する恐れがあるのは、ご理解いただけるだろう。


残念ながら、「ハイヒールを履く」ことは、日常生活の使用でも、これだけのダメージを及ぼす。
そう考えると、 "背骨が曲がる"というのは、あながちオーバーなことではないかもしれない。


では、女性はハイヒールを諦めるべきか。
ちなみにPerfumeメンバーは、3、5、7mmとさまざまな厚さの「インソール」を何枚も準備。
カカト、爪先など部位別に複数を使い、ミリ単位で調整しているとのこと。
一般の方も、負担軽減の参考になるかもしれない。


ハイヒールのファッション性はすてがたい魅力だが、カラダに支障が生じては元も子もない。
長時間の使用は避け、"ここぞ"というときのアイテムにすべきかもしれない。
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