昨年8月に「週刊文春」(文芸春秋)で独立騒動が浮上した歌手の安室奈美恵だが、14日付で現在所属しているライジングプロ・ホールディングスとの専属契約を終了し、15日からマネジメント業務を現在の所属レコード会社・エイベックス内に2年前に新設したレーベル「ディメンション・ポイント」で行うとこを13日、エイベックスが公式ホームページで発表した。


エイベックスはホームページで移籍を報告し、「これに伴い、音楽制作・宣伝、ライブ活動、マネジメント業務とすべての活動拠点を一元化し、さらなる音楽活動の向上に努めてまいります」と説明。
移籍の経緯などについてはまったく触れていなかったが、決して円満解決ではなかったようだ。


「本来、安室とライジングの契約は2017年2月末まで残っていた。
ところが、独立騒動がまだ片付いておらず、現時点で決まっている安室の今年の仕事は0本。
ペナルティーとして“飼い殺し”にしようとしたが、それではエイベックスも不利益を被ってしまうので、安室に対して“救いの手”を差し伸べた形。
とはいえ、エイベックスは浜崎あゆみ、倖田來未らのアーティストたち、中村獅童、沢尻エリカら役者勢、大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有らが所属するマネージメント専門の子会社があるが、安室はそこに所属せず。
1レーベルがマネジメントの窓口というのは前代未聞」(音楽関係者)


安室の移籍に伴い、前所属事務所の台所事情は一気に苦しくなりそうだというのだ。


「安室の移籍に際して、今後の印税などしっかり入る物は入るようにケジメを付けさせたようだが、大幅に事務所の稼ぎが減る。
安室の後継者として昨年歌手デビューさせた西内まりやは安室が抜けた穴を埋めるほど稼げるはずがない。女優陣のエースは観月ありさだが、年々勢いは衰えている」(芸能記者)


独立騒動が解決したとはいえ、後味の悪い移籍となってしまったようだ。
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