Twitterを発端に、一部ネット上で騒動となったAKB48・板野友美の目撃談。

北海道での握手会を体調不良でドタキャンした板野だったが、同日北関東のショッピングセンター「イオンモール」をはしごして買い物を楽しんでいたというのだ。


目撃した一般人によるTwitterには、板野と握手したというつぶやきや、野次馬に囲まれるマスク姿の板野とみられる人物の写真がアップされるなど、祭り状態に。

しかし、次第に「今日は握手会だったのでは」「イトーヨーカドーのCMキャラなのに、ライバルのイオンでショッピングはマズイだろ」と、サボり疑惑に加えて"企業乗り換え"に批判が巻き起こることに。
板野本人やAKBスタッフのTwitterアカウントにも苦情が殺到した。


この騒動は「東京スポーツ」の報道で沈静化した。
実は目撃されたのは板野の「そっくりさん」女子大生・Kで、本人はブログで板野のファッションやメイクを研究していたという。

そしてそれを裏付けるように「そっくりさん」の知人女性が「(Kは)よく間違われているが、いつも『(板野と)別人です』と説明している」ことを証言している。

その後、「そっくりさん」はTwitter上で「迷惑をかけて申し訳ありません」と謝罪したとのこと。

東スポの報道に加え、「そっくりさん」の謝罪で騒動は沈下したが、マスコミの間では「偽装工作では」との見方が強まっている。

というのも、KのTwitterは非公開でブログも騒動後に即削除された。一部では「mixiにも謝罪文を掲載していた」という説も出ているが、こちらもすでに退会済みとのこと。

「すべてにおいて出来すぎているというか。まず、イオンで板野を目撃したのは数十人か、ともすれば100人以上いてもおかしくない。それなのにTwitter上で『似てるだけで別人だった』という証言は、確認できるかぎりは皆無です。

また、証拠となるはずのTwitterやmixiにしても、具体的な書き込みの内容は不明のまま。その上、騒動が広まるとほぼ同時に東スポの火消し報道。まさに、何者かが描いた"絵"なのではないでしょうか」(週刊誌記者)

AKBの不祥事は、付き合いのあるメディアは手を出しづらい。そこで東スポが敢えて先手を打つ形で報道し、事態の収束を図ったのでは......という意見も、ファンの間では少なからず飛びかっているようだ。


「AKBと東スポは決して仲良しではありませんが、インタビューにメンバーが登場することもあるし、批判記事もどこかしらグループへの愛情が感じられる。いわゆる『貸し借り』関係は上手にこなしていると思います。今回の東スポによる火消しは、AKB側が東スポに借りを作る形で実現した、というのが自分たちの結論です」(AKBファンサイト管理者)


そしてこの東スポの記事を後追いしたのが、板野の大先輩である和田アキ子司会の『アッコにおまかせ!』(TBS系)。
東スポ記事をベースに板野のそっくりさんだったことを説明し、アッコも「私のマネジャーも心配している。声がまったく出なくなっちゃったみたいで」と話していた。


今回の「そっくりさん事件」に関して、板野サイドからの見解の発表はない。
唯一東スポの取材に「本人は自宅で療養していた」とのコメントが掲載されているのみだ。
マスコミだけでなく、多くのファンが疑問を拭い去れない状態に陥ってしまった今回の事件。
今からでも遅くはない、何らかの事務所からのコメント発表に期待したいところだ。