『報道ステーション』(テレビ朝日)の司会・古舘伊知郎(59)の評判が急激悪化し歯止めが利かない状態だ。


問題は去る7月24日のことだ。当日は突発的な豪雨、雷雨に加え、一部地域では停電。
これを番組で取り上げた古舘は「停電でエアコンを使えないと…熱中症の危険もあるので…扇風機等々で工夫を」と発言。
これがネットを中心に非難のもととなった。
「停電で扇風機は動かないのはだれだってわかりますが、問題なのは古舘はそれに気付かず、しゃべり続けたこと。
普通の人間ならしゃべったあとに頭の中で間違いに気付き、すぐ訂正するはずでしょ。
ところが彼には、それがなかった。言いっ放しで、発言の責任などない証明」(ネットライター・大川真也氏)

しかも、ネットには「乾電池の扇風機?」「古舘んちは自家発電でしょ」とシラケとも笑いとも取れる書き込みまで出る始末。
古舘発言の軽さが浮き彫りにされた格好だ。
「彼は7月発売の某雑誌に登場。
『言いたいことが言えない』『テレビ、新聞は本当のことを伝えていない』なんてグチッているんです。
そんな自分の考えを言えないキャスターなら辞めたほうがいいじゃないですか。
周囲からは『年間3億円以上とされるギャラのためにやっているのでは』と言われる」(放送記者)

本誌は何度も指摘しているが、彼の司会は常に与党を批判するだけで、自分ならこうするという考えがないこと。
「言いたいことが言えない」というのは、そういうことなのか!?
「どう見ても自分なりの信念や理屈を持っているとは思えない。
その証拠に、なにかあると朝日新聞や他のゲストにコメントを振る。
不勉強な女子アナがやる方法ですよ。彼の安易な司会ぶりに、一部週刊誌では男性アナのワースト1にもなった」(前出・放送記者)

もちろん、「近く降板」説も浮上。
「同局の朝の情報番組『モーニングバード』の司会者である羽鳥慎一か、『情報ライブ ミヤネ屋』の宮根誠司を起用したいのが局の本音。
羽鳥は多少理屈っぽいが、女性ウケはいい。
宮根は完全に業界の力学。
できれば年明けにも交代させたいのですが、それには古舘の自主的降板が望ましい。
でも古舘もクセ者で、批判を浴びているのを全然気にしていない。
だから自分から“降りる”なんてことは一度も言ったことがない」(テレビ朝日関係者)

年末に60歳になる古舘。会社なら定年だ。