先日スポーツ紙や週刊誌によって大々的に報じられた“赤西軍団器物破損事件”。


赤西仁(30)、山下智久(29)、錦戸亮(29)の3名が、六本木の街で一般人カップルと揉めてしまい、その様子を動画撮影していた女性の携帯を山下が奪って壊したというこの衝撃的なニュースは、ファンを大きく動揺させた。

「週刊ポスト」(小学館)では彼らに携帯を盗られたという被害者女性本人が一部始終を語っている。
それによると、錦戸は「なんだよ、こいつ。やろうぜ。タイマン張れねえのか?」と暴言を吐き、赤西も「何かあっても揉み消せるから」と言い放った上で、被害者らを取り囲んだという。

悪事が露呈したことで、彼らはすでに決まっている仕事からも外されるのではとささやかれていた。
赤西は昨年ジャニーズ事務所を退社したものの、8月には自社レーベルからのインディーズデビューが決まっていたと言われており、山下は秋に主演映画『近キョリ恋愛』の公開を控えている。
錦戸に至っては、関ジャニ∞として8月に放送される『24時間テレビ37 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めることが発表されたばかりであった。
自業自得ではあるが、これらの大きな仕事が全てなくなれば、数多の関係者に迷惑がかかるばかりか、彼らのキャリアに大きな傷がつくことは間違いない。

しかし、28日には錦戸が10月スタートの連続ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)に主演することが発表された。
加えて、『24時間テレビ』内で放送予定の「日本列島ダーツの旅」のロケを敢行したことも明らかになり、完全に“揉み消し”が完了したかのような流れである。
山下と赤西の今後についてはまだ不明だが、とりあえず錦戸は守られたということだろうか。

警察沙汰になっても、何事もなかったかのように仕事が続行できる錦戸。
所属タレントの不祥事を金で解決してきたと言われているジャニーズ事務所の後ろ盾があってこそのことだろうが、一般社会では到底考えられない状況である。
既報の通り、強姦事件を報じられた藤井流星も、完全スルーのうえ主演ドラマが放送中で、恋人を無理やり妊娠中絶に追いやった森田美勇人もおそらくお咎めなしだろう。
それが彼ら本人のためにならないことくらい、事務所サイドもわかりそうなものだが……。