吉高由里子が主演を務めるNHK連続テレビ小説「花子とアン」(NHK総合/月~土曜日午前8時~)が、依然好調をキープしている。


5月8日には、4月18日と並ぶ最高視聴率(数字は以下、すべて関東地区)タイとなる24.6%を記録。
5月9日には24.8%をマークして、過去最高を更新した。

これまで、同ドラマの週平均視聴率は、第1週(3月31日~4月5日)「花子と呼んでくりょう!」=21.6%、第2週(同7日~同12日)「エーゴってなんずら?」=21.5%、第3週(同14日~同19日)「初恋パルピテーション!」=22.1%、第4週(同21日~同26日)「嵐を呼ぶ編入生」=21.9%、第5週(同28日~5月3日)「波乱の大文学会」=21.9%と推移していたが、第6週(同5日~10日)「腹心の友」では23.1%と一気にアップした。

第6週は、主役の安東はな(吉高)が出版社でアルバイトしたことをきっかけに、翻訳家を目指すことを決意。
また、親友の蓮子(仲間由紀恵)が、窮地の実家を救うため、兄・晶貴(飯田基祐)の頼みで、親子ほど年が違う“九州の石炭王” 嘉納伝助(吉田鋼太郎)と望まない見合いをし、複雑な胸中のまま、山梨のはなの実家を訪れるという展開だった。

過去10年の朝ドラで最高の視聴率を記録した前作の「ごちそうさん」(杏主演)は、第1週=21.1%、第2週=21.2%、第3週=21.7%、第4週=21.9%、第5週=21.9%、第6週=21.0%で、「花子とアン」は、「ごちそうさん」を上回るハイペースだ。

このままいけば、最終的に「ごちそうさん」の全話平均視聴率も抜き去りそうな好調ぶりで、その勢いは止まりそうにない。