消費税増税まで1か月を切った今、考えるべきは「いかに損をしないか」。


たとえ3%とはいえ、品目によっては増税前に購入すべきで、この機会を逃すと確実に損をするものがあるからだ。
それは何か──。
結論からいってしまえば、「値崩れしない高級品」と「3月末までにまとめ買いしても支障がない商品」となる。

耐久消費財で値崩れしにくい、いわゆる“白物家電”の代表格である「冷蔵庫」、「洗濯機」は、3月中に購入しておいたほうがいい。
家電ジャーナリストの安蔵靖志氏が指摘する。
  
「10年前の製品に比べ、冷蔵庫や洗濯機は『省エネ』技術が格段に進歩したため、1か月の電気代を従来の半分に抑えることができ、年間で1万円単位の節約も可能です。
既に買い替え時期に来ている、あるいは7~8年使用してそろそろと考えるなら、省エネと増税対策の一石二鳥を狙って購入することをお勧めします」
  
資源エネルギー庁の調査でも、家庭の消費電力量は冷蔵庫(14.2%)が1位。
現在、家電量販店では500リットルクラスの大型冷蔵庫が売れまくっているという。
  
ただ、同じ白物家電で省エネ効果が高くても、「エアコン」は、待ったほうがいい。
  
「昨年末から2月にかけて、新型モデルが出揃ったばかりで、今、駆け込んでも値引きがそれほど期待できません。
新型家電の値引きは発売後2~3か月後が一般的なので、エアコンに関しては、増税後のGW明けが狙い目です」(安蔵氏)
  
大型テレビやパソコンも、基本的には「待ち」。
これらの商品は駆け込み需要の反動で大きく値崩れしやすいからだ。
直近では2011年3月の『家電エコポイント制度』終了時がそうだった。
  
テレビは現在、フルハイビジョンより4倍も鮮明な画像の「4Kテレビ」が話題だが、まだ価格も40万~100万円と値が張る。
こうしたテレビはモデルチェンジが頻繁で、価格も下がる傾向があるために、あわてて買う方が損をする。
増税後にじっくり検討したい。
  
パソコンも同様だが、例外がある。
それは現在使用しているパソコンのOSが『Windows XP』の場合だ。
  
XPのサポートは4月で終了する。
サポートが終わるとウイルス対策などの更新がされなくなり、パソコンのセキュリティが脆弱になると指摘されている。
そのため現在のパソコンがXPならば、「増税前の購入」が正しい選択だ。