NHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」(杏主演/月~土曜日午前8時~)の勢いが、とどまるところを知らない。


9月30日にスタートした同ドラマの第10週(12月2日~7日)の週平均視聴率が、23.4%(数字は以下、すべて関東地区)まで跳ね上がった。

これまで、同ドラマの週平均視聴率は、第1週(11月30日~10月5日)=21.07%、第2週(同7日~12日)=21.22%、第3週(同14日~19日)=21.65%、第4週(同21日~26日)=21.85%、第5週(同28日~11月2日)=21.92%と、週を重ねるごと上昇。

東京編から大阪編に変わって、最初の週となった第6週(同4日~9日)では21.00%と、初めて週平均視聴率を落としたが、その後、第7週(同11日~16日)=21.72%と持ち直し、第8週(同18日~23日)=22.35%、第9週(同25日~30日)=23.18%となっており、現在4週連続で上昇中だ。

前作の「あまちゃん」(能年玲奈主演)は、「じぇじぇじぇ」の流行語を生み、ロケ地には観光客が殺到するなど、社会現象をも巻き起こした。
「ごちそうさん」はそういった現象こそ起きていないが、正統派の朝ドラで視聴率を上げている点が評価されるところ。

61年に放送開始した朝ドラは、03年度前期の「こころ」(中越典子主演=平均21.3%)まで、視聴率20%以上をキープしていたが、03年度後期の「てるてる家族」(石原さとみ主演)以降、10%台に転落。
以後、20%を超えたのは12年度前期の「梅ちゃん先生」(堀北真希主演=平均20.7%)、13年度前期の「あまちゃん」(平均20.6%)の2作品のみ。

09年度前期の「つばさ」(多部未華子主演=平均13.8%)、09年度後期の「ウェルかめ」(倉科カナ主演=平均13.5%)に至っては、15%も切るなど、ここ数年は10%台が定番となっていた。

ドラマはあと3カ月半残っているが、10週連続で週平均21%を超える安定感を示しているだけに、今後大崩れすることはなさそうで、「こころ」の平均視聴率記録を、10年半ぶりに抜き去りそうな気配だ。