人気タレントの剛力彩芽らが、イベントのギャラ未払いのトラブルに巻き込まれていることが週刊文春の取材でわかった。


このイベントは、8月14~18日、パシフィコ横浜で開催される予定だった「国際頭脳スポーツフェスティバル2013」。
剛力や水沢アリー、つるの剛士、鈴木亜美などが日替わりで出演する予定で、記者会見で剛力は「私も遊びに行かせていただきますので、みなさんもぜひお越しください!」とアピールし、チラシにも写真が使われていた。

イベントは、黒岩祐治神奈川県知事が顧問を務め、神奈川県が後援する予定だったが、会見の翌日に、会場使用料の未払いで、パシフィコ横浜は使用の中止を決定。
神奈川県庁も「後援の取り消しと知事の顧問辞任」を発表した。
結局、芸能イベントはすべて中止され、イベントの一部のみが、小さな会場で分散して行われた。

関係者によれば、このイベントでは、剛力の所属するオスカープロモーションが、記者会見に出席した剛力、出演依頼を受けていた他のアイドルグループやモデル、MCなどのギャラが支払われず、総額900万円近い損害を被っているほか、他の会社や個人もあわせて2億円ほどが未払いになっているという。

運営団体の理事長は元財務省の官僚。
請求に対して、「M資金の窓口になっている大物が存在していて、そこから金が来る」、「日銀の都合で遅れている」などど言い訳しているという。
主催団体のトップは、取材に対し、「時期が来たら話す」とし、詳細については回答を拒否した。

今後の成り行きが注目される。