お笑いコンビ・オセロの中島知子(40)の"洗脳騒動"について、占術家の細木数子(73)が東京スポーツ紙上で吠えた。

中島を洗脳したといわれる自称占い師I・R氏を「いい加減なヤツ」「詐欺商法」「占いの知識がいい加減」とブッタ斬り、中島に対しても「(あんな占い師に)ハマる方も悪い」と言い放った。

この記事に対して、ネット上では「おまえが言うな!」の大合唱が発生。自称占い師と同列に"ウサン臭い"といわんばかりの反応だが、細木はナゼここまで怪しまれているのか。

細木は中国古来の易学などを基に『六星占術』を編み出し、多くの支持者を集めてきた。
だが、この六星占術は細木が師事した占い師・神熙玲氏の『六大天冲殺』をパクったものだといわれ、後に神氏は細木に決別宣言をした。
また、細木は暴力団との関わりも深いといわれ、神氏を細木に紹介したのも暴力団組長だったとされ、数多くの組長の愛人だったと週刊誌に報じられたこともある。

細木は何を相談されても「先祖供養をすれば解決する」と鑑定するパターンがお決まりだが、これには大きなワケがあったという。

>>細木数子地獄への道 / 細木数子被害者の会

「細木は墓石商と結託して、相談者に高額の墓を買わせていたという疑惑があります。"霊感商法"まがいといっても過言ではなく、複数の相談者に訴訟を起こされていた。ある相談者は、『墓を新しくして先祖を供養しなければ不幸になる』と細木に勧められるまま1,000万円の墓を購入し、借金に苦しむことになりました」(週刊誌記者)

また、細木は「平成」の元号の発案者といわれる陽明学者・安岡正篤氏と1983年に結婚したが、当時85歳の高齢であった安岡氏は認知症で寝たきりだったといわれ、意思確認のないまま強引に婚姻届を提出した疑惑がささやかれた。
安岡氏の親族が「婚姻の無効」を求める調停を申し立て、その翌月に安岡氏は他界し、最終的に婚姻は無効となった。
この婚姻騒動に関しては、安岡氏は財産と呼べるほどのものを残しておらず、遺産を狙ったというよりも、細木は高名な陽明学者と結婚したという占い師としてのハクが欲しかったのではないかといわれている。

>>細木数子魔女の履歴書

他にも売春の斡旋をしていたという疑惑も報じられており、これだけ数々の黒いウワサが流れているのだから、「おまえが言うな」と言われるのは当然なのかもしれない。

それにしても、2008年に突如としてテレビ番組を全降板し、表舞台から姿を消した細木が今ごろになって中島騒動に口を出したのはナゼか。
彼女の占いを配信する会員制ケータイサイトは、年間に約1億円の売上を叩きだしており、著書も売れ続けている。
批判されるのが目に見えているのに、表に出てくる必要はないように思えるが......。

>>さようなら細木数子

「それには昨年の震災が関係しています。『2030年に全ての日本人が難民化する』などといった日本の未来に関する占いもしているのに、震災や原発事故は全く言い当てられなかった。この"インチキぶり"が露呈したことでファンに見切りをつけられ、ケータイサイトの会員数や著書の売上が減少している。彼女にとっては、今はそのサイトと著書が収入の命綱です。中島の洗脳騒動という注目度の高い事件に絡んでメディア露出することで再び存在感をアピールし、カリスマ性を取り戻したいと考えているのでしょう」(前同)

宣伝活動の一環といったところのようだが、今さら他の占い師をインチキ呼ばわりしたところで、世間に冷笑されるのが関の山だと思うのだが......。