タンクトップに運動靴の衣装がサマになってきたお笑いタレントの猫ひろし(34)。

20日はWAHAHA本舗全体公演「ミラクル」制作発表と猫の五輪出場を祈願したマラソンイベントに参加し、「ニャー」を連呼しながら1時間で15.4キロを快走した。

5日の別府大分毎日マラソンは、自己ベストを約7分更新する2時間30分26秒でゴール。
国籍を取得したカンボジアの五輪委員会が基準とする「2時間31分前後」をクリアした上、ライバル選手の昨年のベストタイムも1分32秒上回った。

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まさに追い風ムード。
20日のイベント後は、「日本で吉報を待つ」と意気込んだ。
代表が決まる3月上旬が待ちどおしい様子だが、日本の陸上関係者は「検討の余地なし。出場は100%あり得ない」という。

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「別府大分の2時間30分台は世界レベルに照らせば平凡な記録。あの時点で、猫の五輪出場はなくなりました。自己新でライバルより速いタイムとはいえ、ホメられたタイムじゃありません」(陸上担当記者)

レース後、カンボジアの五輪委員会が「2時間25分程度の記録を期待する」と突然、ハードルを上げたと報じられたのも、期待外れの結果に不満を持ったからだ。

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「層が薄いとはいえ、自国にもマラソン選手はいる。ライバルは北京五輪に出場した英雄です。あえて帰化して間もない“外国人”に国旗を背負って出場して欲しいと願う国民はいませんからね。それでも25分前後で走っていれば、マラソンではなく1万メートル走で出場の道もあった。でも、あのタイムでは立ち消えです」(関係者)

本人は「レースの5日前から(セックスやオナニーは)禁欲する」と張り切っていたが、カネでも積まない限り、可能性は1%もない、か。