9日放送の音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、27日にAKB48を卒業する板野友美の“卒業スペシャル”が放送され、今年最低の視聴率を記録したことが分かった。

過去の映像を中心に、板野のこれまでの歩みを紹介したほか、「板野友美SPメドレー」と題してAKB48が「恋するフォーチュンクッキー」「最後のドア」など4曲を披露。約20分間にわたり同グループを取り上げ、板野の卒業を盛り上げた。


ステージでは、板野や高橋みなみ、小嶋陽菜らが涙を流し、板野が扉の向こうに消えていく感動的な演出も。
番組の最後で、板野が司会のタモリから花束を渡されると、「また(番組に)来られるように頑張りたいと思います」と謙虚な言葉で締めくくった。



>>10年後の君へ


この日、ジャニーズのKis-My-Ft2や、西野カナらも出演したが、平均視聴率は今年最低の7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。
今年の同番組の平均視聴率は10.1%であり、寂しい結果であることが分かる。


また、約1年前に放送された「前田敦子 卒業SP」は、13.8%を記録。
先月の「篠田麻里子 卒業SP」も10.3%と2ケタだったため、板野のファンの間では「ともちん、卒業してから大丈夫かな……」などと卒業後を心配する声も上がっているという。


「板野の卒業後のソロ活動を心配する声は以前から上がっていたが、今回の視聴率にはファンもショックを受けている。
卒業後、女優やモデル業に力を入れる前田や篠田と違い、『また来られるように頑張る』という言葉からも分かるように、板野はこれからも歌で勝負しようとしている。
そこに関しても、ファンは不安なのでしょう」(芸能誌ライター)


これまでにリリースしたソロシングル4枚も、徐々に売り上げを落としている板野。
この先、目標としている安室奈美恵や、浜崎あゆみのようになれるのだろうか?