「やっぱりあの人は懲りない人です。あれだけ批判を受けても、またいそいそと中国に行くとは」(民主党元議員)
混迷する民主党をよそに、その原因を作ったA級戦犯の鳩山由紀夫元首相が相変わらず、宇宙人な言動を続けている。


今月1日から中国を訪問。3日には、北京で李源潮国家副主席との会談が新華社通信で報じられた。

李副主席が「日本が過去のことを忘れず、後々の戒めとすることを望む」と歴史問題にからめて安倍政権の対中強硬姿勢を批判。
鳩山氏は「(日中)双方は対話を通じた問題解決に向け努力する必要がある」と応じてみせた。



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「終戦記念日をにらんで、中国側が鳩山氏を使って、閣僚の靖国参拝を牽制しようとしたものとみられます」(政治部記者)


鳩山氏といえば、尖閣を「中国から『日本が盗んだ』と思われても仕方がない」との“媚中発言”で、自らが作った民主党から抗議を受けるなど、日本での政治的な影響力はないに等しいのだが……。


「番記者ももういません。それでも中国側が国家副主席との会談をセットするのは、中国寄りの発言を繰り返す元首相を利用価値が大きいと見るからでしょう」(同前)


その鳩山氏がこのところ力を入れているのが、今年3月に設立した「東アジア共同体研究所」だ。
運営する財団法人の登記によると、「友愛の理念に基づく世界平和の実現を究極の目的とする」とあり、永田町のビルに事務所を構える。


理事長には鳩山氏本人が就き、研究所の所長は元外務省国際情報局長の孫崎享氏。
その他の理事には元高知県知事の橋本大二郎氏らが名を連ねる。
先月25日には設立記念フォーラムを開いたばかり。
挨拶に立った鳩山氏はこう胸を張って見せた。

「国賊と言われているが、自分以上に国益のためにさまざまな主張をしている人間はいないのではないか」


設立フォーラムについては、日本国内では琉球新報が報じたのみだったが、中国では国営新華社通信が「日本経済の発展は中国との協力なしでは成り立たない」との発言を報じるなど、大きく取り上げられた。


もう1つ、熱心に取り組んでいるのは、動画サイトの「ニコニコ動画」を使った番組発信だ。

お決まりの「友愛」にかけて「UIチャンネル」と呼ぶこの番組は、毎週月曜の晩に1時間にわたり鳩山氏が「日中関係~小異を残して大同につく」、「普天間移設問題の真実」などの演題で孫崎氏、植草一秀氏、茂木健一郎氏らと対談している。


参院選翌日には、緊急特別企画と題して「公式チャンネルでは言えなかった沖縄から見た参議院選挙2013」に登場。
前述の設立フォーラムでは、進行役を務めるなど、元内閣総理大臣とは思えぬ活動ぶり。


その内容は、「日本の国益のために鳩山が発言しているということは、中国の人たちはよく分かってくれている」、「対米従属勢力にバッシングを受けてきた」など、自らを正当化するものばかり。

この人が首相だったことだけは、なかったことにしたい……。