AKB48の「チームA」リーダー、高橋みなみの母親逮捕事件について波紋が広がっている。
 
8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、2ページにわたり高橋の地元少年グループや近隣住民の証言などを元に事件を報じている。

中学生である高橋の弟の先輩・Aが、高橋の母親と性的関係を数回持っており、事情聴取に対して母親がAと関係を持ったことを認めたため、淫行容疑で逮捕されたとのこと。
Aは地元でも有名なヤンキー。
高橋の両親は離婚しており、不良少年たちは男性不在の高橋家に入り浸っていたという。
そのAが昨年10月に傷害事件で逮捕された際、取り調べの最中に「高橋みなみの母親と性的関係がある」と話したため、母親が事情を聞かれることになった。
母親は「長男の先輩にしつこく迫られ、仕方なく関係を持った」と説明したとのことだ。
 「記事では『処分を受けることはなかったようだ』と書かれていますが、母親は略式起訴され、50万円の罰金刑が確定していることが明らかになっています。そのため、情報元は警察筋ではなく一般人、この不良少年グループか地元の関係者らとみられています。Aは周囲に『たかみなのお母さんとヤッちゃった』などと吹聴していることから、一部では知られた話だったのでしょう」(スポーツ紙記者)

 「スキャンダルを報じることができない」と言われるAKB。さらに総合プロデューサー秋元康氏が「AKB=高橋みなみ」とまで言い切る中心メンバーのスキャンダルだけに、各メディアも対応に追われたようだ。
前出記者も「今後の関係を考えて」と、自社媒体は記事掲載をあっさりと見送ったという。
「通信社から情報配信がなされたことから、一部スポーツ紙のウェブサイトに一瞬記事が掲載されたものの、すぐに削除。また、ほかのスポーツ紙デスクがアップしていた日記には、東京スポーツも後追いを見送ること、記事掲載に関する内部判断なども綴られていたのですが、現在はサイト自体が削除されています」(前出記者)

今回に限らず、芸能人の家族に関する騒動はしばしばある。
「文春」前号ではフリーアナウンサー・宮根誠司の母親が、霊感商法を信奉していると報じられている。
>>「霊感商法」の真相 誰もここまでは迫れなかった
近年では青山テルマの父親が、殺人未遂と銃刀法違反の容疑で逮捕。
>>青山テルマ 忘れないよ
また「GIRL NEXT DOOR」ボーカル千紗の父親は、住宅の軒先に干してあった女性用下着3点を盗んだとして、窃盗容疑で罰金刑を受けている。
>>GIRL NEXT DOOR 情熱の代償

今回のケースに関しても、高橋本人に否があるわけではない。
しかし自身の立場や影響力、またメンバーへの示しの意味でも謝罪コメントを出す可能性はある。ネット上では高橋に対して同情的な声が多く聞かれるうえ、本人のブログにも大量の応援コメントが書き込まれており、母親逮捕の事実を見て見ぬふりということもしないのだろう。

不安を覚える大勢のファンのためにも、高橋がまっすぐな対応をすることを祈りたい。