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ロックバンド・くるりの吉田省念が、活動期間約2年をもって脱退することが発表された。
メンバーチェンジが多いことで知られるくるりだけに、今回もネット上は「メンバーがコロコロ替わりすぎじゃない?」といった声であふれ返っている。

長年活動を続けるバンドに、メンバーチェンジや解散はつきもの。
しかしくるりは、2002年にオリジナルメンバーの森信行が脱退後、今回の吉田を含めた5人が新規加入と脱退を繰り返している。

「これは当然、フロントマンの岸田繁のワンマン体制が原因です。
くるりがバンドというスタイルにこだわっていることもわかりますが、所属レーベル関係者も『結局は岸田くんのソロユニットみたいなものだから』と話しているほど。
また、オリジナルメンバーであり、今もくるりに在籍する佐藤征史は、完全に岸田のイエスマン。
どんな新しいアプローチも『これ最高!』『カッコイイ!』と繰り返してきたことから、現在まで続いている(笑)。
逆に岸田に意見をするメンバーが、軒並みクビになってしまっているということです」(レコード会社関係者)

この“岸田体制”はメンバーだけでなく、周囲のスタッフも十分承知しており、口にはしないまでも「岸田に意見するのはNG」という雰囲気が、バンドの周辺にまで漂っているという。

「レコード会社の担当者も、どうしても岸田のゴキゲン取りになってしまうんです。彼がヘソを曲げればリリースは先延ばし、最悪中止になることも。
ほかのバンドでいうと、X JAPANのYOSHIKIが近いタイプじゃないでしょうか」(同)

しかしくるりは爆発的な売り上げこそ期待されないものの、安定した人気やファン層を持つ、レコード会社からしても手堅いバンド。
スタッフもある程度は、岸田のやりたいことに協力姿勢なのだという。

「ウィーンでレコーディングした『ワルツを踊れ Tanz Walzer』(07年リリース)なんて、くるりのセールス規模では、どう頑張っても採算が取れないほどの制作費が使われています。
しかし担当者は、『これまでの岸田の貢献に対する、メーカー側からのお礼ですよ』と苦笑していましたね」(別のレコード会社スタッフ)

ともあれメジャーデビューから15年、現在では国内を代表するほどのロックバンドに成長したくるり。
メンバーは替わっても、新しく生み出された楽曲で、きっとリスナーを魅了してくれることだろう。