持ち帰り弁当店「ほっかほっか亭」のフランチャイズ契約の更新を拒絶され、独自チェーンでの営業を余儀なくされたとして、同「ほっともっと」を展開するプレナス(福岡市)が、ほっかほっか亭総本部(東京)に約20億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は30日、約5億円の賠償を命じる判決を言い渡した。

 >> 持ち帰り弁当店経営のすべて

村上正敏裁判長は「やむを得ない理由がないのに更新を拒絶しており、契約が継続するというプレナス側の期待を侵害した」と述べた。 判決によると、同総本部が2007年、プレナスと契約を結んでいた13地区・地域のうち、契約期限を迎える宮城や福島など5地区で更新しない意思を示したため、プレナスは08年、チェーンから離脱した。
同総本部側は「プレナスは自らの経営戦略で離脱しており、賠償責任はない」と主張したが、村上裁判長は「プレナスの離脱は、全ての契約の更新拒絶が予想されたことから、損害を最小限にするためのやむを得ない措置だった」として、看板の変更費用など支出の一部の賠償を命じた。