【送料無料】再現!巨大隕石衝突新版 [ 松井孝典 ]
再現!巨大隕石衝突新版
2月15日にロシア・ウラル地方を襲った隕石の落下・爆発では、千人以上の負傷者が出ている。
前日にはシベリアでM6.9の地震が起きたばかりで、ロシアは災難続きだ。
しかし、これらは一部の予言者にとってはすでに「見えていた」現実だということをご存じだろうか。


昨年12月30日のブログで、東日本大震災を予言したとされる松原照子氏が、「近年中に隕石の話題が世界中で起きる気がして来ています」とした世見は現実になった。
隕石による被害がこれだけのニュースになるということを誰が予想しただろうか。
さらに興味深いのが、その時に、「今回は日本にも落下しそうなのです」とも書いていたことだ。
1月20日未明には、関東の広範囲で流れ星を見たという目撃情報が相次いだが、それも隕石だったらしい。
松原氏の世見はこれかもしれないが、松原氏のほかにも、隕石の落下による地球滅亡説を唱える予言者がいるのでみていこう。

米国エモリー大学のコートニー・ブラウン博士は、「リモートビューイング(遠隔透視)」の能力を使って2013年の地球の様子を透視した結果、世界の9ヶ所で火山の大噴火や都市水没などの光景が見られたそうだ。
これらが同時多発的に起こるとすれば、その原因は巨大隕石の直撃以外に考えられないという。

大本教の二代教祖の1人である出口王仁三郎は、ある日突然空から火の玉が降り注ぎ、人類の7割ほどが亡くなって地球の浄化が行われると予言した。

岡本天明氏が自動書記(何か別の存在に憑依された状態で書くこと)で行なっていた『日月神示(ひふみしんじ)』にも、隕石の落下をほのめかすような予言がある。

日本に隕石落下の可能性については、松原さんの世見がまた現実にならないことを祈るしかない。


Twitterでは、米国が開発した「HAARP」か「プラズマ兵器」を使って隕石を落としたんだといったツイートも数多く見られた。
「HAARP」とは、高周波活性オーロラ調査プログラム(High Frequency Active Auroral Research Program)を略したもので、
米国で行われている地球高層大気の研究プロジェクトといわれているが、
実は超強力なビームを生成する究極の地球物理学兵器だという説も。
東日本大震災も、この技術を使用した人工地震だと囁く者も少なくなく、
今回の隕石落下に関しては、ロシア自由民主党のジリノフスキー党首までもが、ウラルの爆発は隕石ではなく、米国による兵器実験だと非難しているのだから驚きだ。


宇宙物理学者の松田卓也博士は、人類が特定の日に滅亡するとしたら、隕石か彗星の落下が考えられるが、近い将来にそれが起きる可能性はほとんどないという。

だが、1908年にロシアのツングースカで大爆発を起こしたような未発見の小さな天体については、いきなり地球に衝突してくることは、あり得ると語っている。
隕石がいつどこに落下するなどと予測できるとしたら、それこそ「HAARP」などによる人工落下になってしまう。


反ユダヤ陰謀論者として知られる宇野正美氏は、昨年12月21日から今年2月14日にかけて、3600年周期の惑星ニビルが地球に大接近すると警告していた。
NASAなどはニビルの存在を否定しているが、今回の隕石とタイミング的に合っていたのが興味深い。

また、とある科学者は、ロシアの隕石落下が小惑星「2012 DA14」とは無関係ではないだろうと語っていた。
NASAの科学ニュースでも、この小惑星の接近により重力場に影響し、地震が発生する説を紹介している。
14日のシベリアM6.9の地震も、そのせいだったのだろうか。

さらに、地震予知を研究している人々の中で、小惑星・彗星などが地震の発生に影響を与えると考える人が少なくない。
Twitterでは、地球に接近中の小惑星「2012 DA14」が地震発生のトリガーとなる可能性を指摘する声も。
元前橋工科大教授の濱嶌良吉氏は、9世紀の貞観地震の3年前に富士山が噴火し、その5年前には隕石が落ちた記録を指摘し、隕石と地震の関係も無視はできないと語っている。

隕石が直接落ちてきても怖いが、隕石や小惑星の接近によって巨大地震が発生する可能性があったり、人工的な方法で地震や隕石が落ちる可能性があるなど、地球の未来は大丈夫なのか。
今後も宇宙情報から目が離せない。