ホテルを“水地獄”にした広島県職員、江越容疑者の逮捕容疑は、27日午前9時25分ごろ、広島市中区田中町のビジネスホテル7階の部屋で、浴室のシャワーノズルを客室に向け、水を出しっぱなしにして、ホテルの業務を妨害した疑い。他室を含む計14室が使用不能となった。

広島東署やホテル関係者によると、江越容疑者は27日午前5時ごろ1人でチェックイン。
約3時間後に何事もなかったかのようにチェックアウトしたという。

しかし、午前9時半ごろになって、5階の客室を掃除していた従業員が廊下がずぶぬれになっているのに気が付いた。

別の従業員が原因を調べると、“水源”は7階の江越容疑者が泊まっていた部屋だった。

開けて中に入ると、シャワーのホースが浴室の外に出され、勢いよく水が出ていた。「ホースは戸で挟んで動かないようにしてあった。かなり悪質な行為」とホテル関係者。

結局、7階から2階まで水がベタもれで、計14室が壊滅的な状況となった。

ホテル側が県警に被害届を出したところ、宿泊名簿には「高橋健太郎」と偽名が使われ、住所や電話番号もデタラメだったが、意外なところで“犯人”はすぐに割れた。


江越容疑者はホテルに宿泊した際、実はデリヘル嬢を呼んでいた。
デリヘル嬢はホテルに着くとフロントから部屋に連絡してもらったが、江越容疑者が応答しなかったため、キャンセル扱いになってしまう。

直後、このキャンセル料の支払いをめぐって、江越容疑者と風俗業者の間でトラブルになり、なんと江越容疑者が県警に相談をしていた。


ホテル側の被害届と江越容疑者の相談事案の場所と時間が合致して“ビンゴ”。江越容疑者の放水がバレた。同署によると、江越容疑者は「シャワーを使っていない」と否認しているという。

自身が“放水”できなかったことの腹いせか。

ホテル関係者は「トラブルの八つ当たりで水浸しにされたのかもしれないが、年末年始で修理業者も休みに入って客室が修理できない」とカンカン。

被害は数百万円に及ぶ可能性があり、損害賠償を求めることも検討するという。高くつきそうだ。