mono117196_pho01_jpg

iPhone4Sがソフトバンク、auの両キャリアから発売されて2か月が過ぎた。


年末年始、改めて購入を検討している人もいそうだが、結局どちらのiPhone4Sが「速い」のか――MMD研究所では2011年12月11日~16日にかけ、全国の主要9都市20地点で比較調査を行った。


札幌から福岡まで全国各地で実施された今回の調査では、速度比較によく使われるスピードテストアプリに加え、「YouTube」の動画を再生開始するまでの所要時間を計測した。
 
結果、スピードテストではau版、ソフトバンク版でほぼ互角だったが、動画再生までの時間ではau版の平均6.7秒に対し、ソフトバンク版は平均11.4秒と5秒近くも差をつけられてしまった。


動画対決では首都圏を始めとする9都市のすべてにおいてau版が勝利を収めており、現時点の「速さ」はスピードテストの数字を見るとほぼ互角、実際に使ったときの「サクサク感」ではau版が一歩リードしている、といったところのようだ。
 
調査は平日14時~18時の時間帯に、地点ごとに同じ条件化で3回ずつ計測し、その最高速を記録する形式で行われた。