武田邦彦が教える子どもの放射能汚染はこうして減らせる! 子どもを守る30の知恵
3月11日に起きた震災で、国内だけでなく世界中に恐怖をまき散らしたのが原発事故。
文部科学省が年間被曝許容量を20倍に引き上げたことはニュースでもよく取り上げられていますが、これによって何が危険で何が安全なのか、政府や東京電力が示す情報を鵜呑みにすることはできないと、確信した人は多いはず。

そんな政府や東電を批判する代表といえるのが『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)で人気の中部大学教授の武田邦彦先生。
以前から地球環境問題について独自の意見を主張して注目を浴びていましたが、今回の原発事故によって発生した、放射能汚染問題について、科学者の視点で分かりやすく解説する姿や、歯に衣着せぬ発言は、日本中の母親からの厚い信頼を集めました。

 武田先生が監修する本『子どもの放射能汚染はこうして減らせる!』では、子どもを放射能汚染から守るため、食生活、掃除、洗濯など日常生活について、母親としてできることをマンガや図を交えながら分かりやすく解説してます。
 震災以降、原発や放射線に関するさまざまな本が出版されていますが、難しい言葉や科学の専門用語などが並んでいてよく分からないのが正直なトコロ。けれど本書は、「水道水は安全?」「給食、外食は大丈夫?」「布団は外に干していい?」など、本当に知りたい身近なコトが分かりやすく解説してあり、普通の主婦が日常生活で実践できる予防法を教えてくれます。

 たとえば、セシウムは水に溶けやすいので、掃除するときは掃除機をかける前に水拭きをする。洗濯物を取り込むときはパンパンと手で払うことで放射性物質を3分の1に減らすことができる等......。
手間ひまをかけなくても、日々のちょっとした工夫で予防できると分かり、放射性物質という目では見えない物質も、無闇におびえなくてもいい、と安心できます。 また、放射線が妊婦にどんな影響を及ぼすかなど、女性だったら誰だって気になる情報も。

この本のテーマは「子どもを守る」ですが、子どもを持つ母親だけでなく、これから子どもを産む女性にとっても大切なメッセージが込められています。

 あの震災以降、放射能汚染の影響を完全に避けることはできないのが事実。そこから目をそらすのではなく、また不安に押しつぶされるでもなく、真っ正面から受け止め、知識を得て、冷静に少しでも予防することが、子どもたちを守らなければならない私たちにとって、今最も大切なことなのでしょう。